ふわふわな世界観を写せるレンズ。
今回は、ロシアンレンズの中で比較的有名な1本、「HELIOS 44-2」のお話です。 しかしちょっとした問題児でして、最終的に手放してしまったものなのですが...
*購入したときのエピソード
購入したのは数年前、Amazonのマケプレにて、SONY Eマウント用アダプター付きで1万円程度。ウクライナから1か月くらいかけてやってきました。コロナとかなくて1か月なので、いまだともっと時間かかるのかな...
しかしこの子、購入した時から絞り羽に油がにじんでいたのと、中間のレンズにポチポチとカビ跡?がある問題児だったのです。でも数年前、しかも初めてのオールドレンズだったわたしはあまり知識が無く、こんなもんなのかな?とか、返品時間かかりそうだしいいかあと、このまま受け入れることにしました。
*HELIOS44-2で撮影した写真たち
ザ・ぐるぐるぼけな作例がHDDの中でどっかに行ってしまったので、見つかったら更新します。
2021年9月追記★ぐるぐるボケがしっかり出ている写真を発掘したので掲載しました!
関連記事:ぐるぐるボケのHELIOS 44-2と紅葉|Lightroomプリセットで現像 いろいろ比較
虹色以外にもこんな感じのゴーストも出ます。桜のピントあまあまですが!
光のにじみ感が好きでした。α6000, HELIOS 44-2 |
こんな感じで数年間楽しく過ごしてきたのですが、やっぱりどうしても気になるものが…
*わたしの所有していた子の持病、カビ跡?(→手放した理由)
この玉ボケもりもりで撮影したときにあらわれる...
これ!(._.)気持ち悪くてごめんなさい。。。
中間のレンズにあるポチポチのせいです。玉ボケの中に変な柄が浮かんできてしまうの。レンズをよーく見てみると、よく「カビレンズ」としていろんなサイトさんに挙がってる触手っぽい模様ではないんですが、ポチポチした模様があるんですよね...これカビなのかなあ...それともレンズ貼り合わせ面のバルサム切れ…?レンズを肉眼で見る限りは、オイルが垂れた感じの透明の液滴がレンズについてるみたいな感じなんですよね。せっかくならここにその様子を載せたかったのですが、ポチポチは透明なので、レンズ自体の写真を撮ってもうまく映すことができず。
結局このポチポチ柄が気になってしまって、ここ最近は持ち出すことがほとんどなくなってしまいました。分解清掃してみてもいいかなとも思ったのですが、工具そろえなきゃいけないのと、時間もあまり割けなそうということで、もったいない気もしますが手放すことにしました。
地元のカメラやさんでマウントアダプターとセットで2500円で買い取りしてもらいました。その時はとくにカビなどの言及はされず...結局これがカビだったのかよくわからずじまいです。なんだかんだ結構好きなレンズだったので、もしも美品に出会ってしまったら買い戻すこともあるかも?
この子と一緒に撮影した過去写真はたくさんあるので、また今度作例集を載せてみようかなーと思っています。ではまた。