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2021/05/30

開け閉めした後、どのくらいで湿度下がる?|東洋リビング オートクリーンドライ ED-80CATP2

event_note5/30/2021 editBy mizu

ED-80CATP2のアウトレット品を買いました!


防湿庫

こんにちは、みずです。ご覧いただきありがとうございます。
防湿庫買っちゃいました。以前のポストからだいぶ悩んで、最終的に東洋リビングのオートクリーンドライに決めちゃいました!これから長く愛用していくことを考えると、中古ではなく新品を購入したい!と考えながら探しました。東洋リビング・トーリハン(いずれも乾燥剤方式・高価格帯には光触媒機能有)&ハクバ(ペルチェ方式)あたりで迷いました。 


◇他メーカー・製品と比べて悩んだポイント


【検討事項1 外観・デザインなど】

・東洋リビングはすべて外装が黒だったり、白黒のモデルがあります。(キティちゃんモデルも...)一方トーリハンは低価格帯のモデルは黒い棚板がラインナップされていますが、高級機になると棚板が青や赤になります。部屋のインテリアなど総合的に考えると、派手な棚板はちょっとしっくりこなかった。。。 

・所有しているのはお散歩スナップ目的の機材たちなので重たかったり大きかったりする大砲レンズなどは未所持。→棚板の耐荷重はそこまで気にしませんでした。


【検討事項2 乾燥剤とペルチェ、どっちがいいかな?】

一般的に乾燥剤方式とペルチェ方式を比べると、乾燥剤方式のほうが除湿に時間がかかるといわれています。レンズを高頻度で付け替えて楽しむ撮影スタイルゆえ、頻繁に防湿庫の扉を開け閉めしたくなっちゃう可能性が高いです。となると、乾燥剤方式で除湿が間に合うのかな?ペルチェ方式の方が素早く湿度下げられていいかな?と結構ギリギリまで悩みました。こればっかりは実際に使ってみないと分からない事項かなと思います。
→結果としては、乾燥剤方式で問題ないかなと思いました

防湿庫、時間経過

今回のブログ記事を書こうと思って防湿庫を開けっ放しにしていたところ、湿度70%になってしまいました。うわああああと思い、扉を閉めて放置していたところ、1時間で50%程度、さらに5時間後には40%程度に除湿されていました。(※周囲の環境や除湿サイクルのタイミングにもよるので、わたしの今の環境以外でこの湿度減少状態を再現できるとは言えませんが。)このくらいのペースなら、いいかな、と!


【検討事項3 光触媒はいるのか?】

うーん光触媒機能付きになると一気に価格アップしちゃうし、無くてもいいかなとも思ったのですが、研究者の端くれとして本多藤島効果からはじまる光触媒を使ってみたい!っていうふわっとした理由で光触媒付きモデルで検討してみることにしました。

東洋リビングの光触媒機能は本体奥の除湿ユニットに付いていて、常時青色LEDを照射している一方、トーリハンの光触媒物質は棚板に塗布されていて、それは室内光(つまり可視光)でも応答することを売りにしています。(1枚目の写真の青色の光が光触媒用青色LEDです。)

有機物が二酸化炭素や水に分解されるのが光触媒の作用であることを考えたら、分解後の物質がすぐに排気されるシステムの方が良いかな?と考えたのと、日中ほとんど大学におり、窓のカーテンも閉めているので部屋が暗い時間が圧倒的に多いこと、庫内LEDは機材整理時や鑑賞時にしかスイッチ付けないことを鑑み、東洋リビングの製品がわたしに合っていると考えました。(この辺の解釈が間違っていたらご指摘ください!)

いずれにしてもレンズに生えちゃったものを何とかするようなものではなく、防湿庫の空間内からカビなどの有機物を分解するというコンセプトだと思うので、レンズ収納前に最低限のメンテナンスは怠らないようにしようと思います!


【検討事項4 容量どのくらい?】

これ絶対迷うポイントですよね。大は小を兼ねるって言いますしね。防湿庫からレンズが生えてくるとも言いますしね!笑

ボディ4台、小さめのレンズ10本くらい所有しているので、とりあえず50 L 以上かなあとは思っていたのですが、どの程度欲張って大きくするかが迷いどころでした。防湿庫って割と一生ものに近いというか、ランニングコストや容量あたりの価格を考えるとやや小さいサイズを複数個持つよりかは大きめのものを1つのほうが良さそうだなと。大きめのを買って、もしも隙間余りすぎたら貴金属ジュエリーなんか入れちゃおうかなと思っていました!笑(結局そこまでのいい感じの隙間は生まれなかったので入れてませんが。。。)

こうなるとあとはもういくらまで出せるか...でサイズを決めようかな、、と思っていたところ!東洋リビングのアウトレットサイトで ED-80CATP2(光触媒付きの77 Lモデル)、特Aランクで4万円程度のものを見つけました!これが決め手になりました!

メーカー直販なので、外観上の問題でアウトレット商品になっているとはいえ、除湿品質は担保されているだろうと考えたのと、素性のよく分からないとりあえず安い店経由で買うよりも安心感がありました。保証期間はちょっと短く3年に短縮されてしまいますが。


◇77 L の防湿庫に機材入れてみた!

というわけで注文し、届いて1週間、

防湿庫、オートクリーンドライ

本体の上にはメンテナンス用品やクイックリリースプレートなんかを適当に置いています。全部黒でかっこいい!

そして中身、配置を悩みつつ機材を入れてみたのがこんな感じです。まずは上2段。

防湿庫、カメラ

一番上にボディ、2段目にレンズを入れています。ゆるゆるですーーーやっぱりちょっと調子に乗って大きいサイズ買いすぎたかなとは思うけど...!もっと増えても大丈夫ってことだ!コンデンサーマイクなんかも入れちゃったりしてます。観賞用のLED点灯させると機材が照らされてかっこいいっ!(*''*)

防湿庫、フィルム、フード

3段目にはフード、マウントアダプター、フィルター、レンズキャップやフィルムなんかをごそっと入れています。別に防湿庫に入れる必要もないものも入ってますが、ホコリ防止目的や、カメラ関係の収納はひとまとめにしたいなあと思うのでとりあえず。

そんなこんなで撮影をしていると防湿庫内の湿度は一気に上がってしまうのですが、下がり具合は↑のほうを見てください。このくらいのペースで下がってくれるならアリかなと思います。そしてわたしの所有しているのは軽い機材ばかりなので棚板のたわみなど今のところ何も問題は生じていません。光触媒機能はこの短期間だと効果はよく分かんないですが、目で見て見えるものではないので。

そんな感じで大満足のチョイスでした!やっぱりいいやつ買っておくと所有欲満たされる感じ、満足感も高いです。これから長い付き合いをしていきたいなあ!♡


そして、あえて防湿庫に入れてないレンズについて。実は譲り受けた、ちょっとかび臭いような、なんとなく「むむむっ?」っていうにおいのするオールドレンズくんがいるのです。臭いが全体に広がってしまうと嫌なのでその子だけは隔離措置...

ダイソー、ドライボックス

ダイソーキッチンコーナーにあった密封できるタッパーを使った簡易的な防湿ボックスを引き続き愛用中。シリカゲルやハクバの防カビ剤を入れています。防湿庫買うまでは全部このスタイルで保管していました。湿度計を信じるとするとちょっと湿度下がりすぎちゃってますがまあいいでしょう。

お読みいただきありがとうございました!

今回購入した東洋リビングには小型冷蔵庫っぽいデザインのキティちゃんモデルがあって、多分カメラ女子をターゲットにしているんだろうなあとは思ったのですが、実際女子受けしてるんでしょうかね?あのメルヘンデザインがしっくりくるお部屋のインテリアは限られていそうな気が…しちゃうけど...もうちょっと木っぽいデザインのライトブラウンとかあればインテリアにマッチしてうれしいんだけどなあ。


*今回紹介した防湿庫


わたしはオールブラックのモデルを買いましたが、白黒のパンダちゃんみたいなモデルもあります。
黒&白バージョンもあります。インテリアに合わせて。