ハーフサイズカメラ、PEN EE-3で撮ったファーストロールの現像データが届きましたっ
皆さんこんにちは、みずです。
わたしにとって初めてのハーフサイズカメラである「Olympus PEN EE-3」を使って撮影したフィルムの現像データが届きました。本体のルックスはもちろん、超軽いシャッターとピント・露出合わせ不要のあっさりした撮り心地も好きで、1週間くらいで36枚×2=72回のシャッターを切りました。72枚って撮りきるのに果てしなく時間がかかるかなと思っていたのですが、あっという間に撮りきってしまってびっくり!
フィルムはAmazonでまとめ買いをしていた「Kodak GOLD200 36枚撮り」を使ってみました。中古でお迎えして初めて入れるフィルム、試し撮り的な気持ちもあったのでちょっと高いフィルム入れるのは躊躇してしまって。。。笑
現像・データ化はSNSなどでかなり人気な「山本写真機店」さんに初めてお願いしてみました。あとで別に記事にしてみようと思っているのですが、仕上がりは大満足です。
関連記事:【作例あり】憧れの山本写真機店さんに現像をお願いしてみた話!|#ヤマプリ
おしゃべりはこれくらいにして、作例を見てください!逆光や暗所も試してみましたよ!
ご時世的にどこか特別に出かけることはせず、大学への登校中に撮ったものしかないので、被写体はひたすらに屋外の自然です。
今回の一番のお気に入りかもなショットです。別々の木ですが左右に広がる感じ!
そして!桜と空の連続ショット。全く意識せずに撮ったのですが、桜の上の空がつながったのがうれしい。ハーフサイズカメラならではのこういう偶然が楽しいですね。
これまた近くの草木を連続で撮影したらなんとなく繋がりました。この繋がりを使って面白い表現もできそう!
緑と青がさわやかな感じ!春を感じる写真になりました。
◆逆光と暗所の性能
逆光で虹色シャワー! |
新しいオールドレンズを買うたびに逆光時のフレアやゴーストの出方を楽しみにしているので、今回も試してみました。ISO感度だけセットすると絞り・シャッタースピードをいい感じにしてくれるモードで撮影したので正確には分からないのですが、最小絞りになっていたのかな。絞り羽4枚なのでクロスに光条が出ていて面白い!下のほうは何本も虹色のフレアが出ていますね。これも今まで使ったことがあるオールドレンズでは出会ったことのないタイプで楽しいです。ただ、逆光強すぎると、、、?
びっくりしちゃいました。左側のフィルムで撮影しているときの光が強すぎて、右のフィルムにまで写り込んじゃったのかな。(正確には分からないので想像ですが...)
暗所はというと、
夜の電話ボックス |
これ、普通にISO感度設定するオートモードだと、露出不足で写真が撮れない警告、通称「赤ベロ」が登場してしまうシーンです。そんなときに写真を撮るためには、レンズをくるっと動かして絞りを設定するモードにすると、無理やりシャッターを切ることができます。そんな感じで絞り開放にして撮影したのがこれです。うーん基本真っ暗ですが、電話ボックス内のライトによりわずかに照らされて一応写っていますね。使ったフィルムのISO感度200ってこともありますが、やっぱり夜は無理してまで撮らない方がいいかも?
◆不思議だなあと思ったこと
今回は1画面2コマのスキャンするのをお願いした(というか、今回依頼した山本写真機店さんは必ずこのようにスキャンされる)のですが、写真によって2コマの隙間が狭かったり広かったりするのは何でなのだろう...毎回同じようにフィルムを送っているつもりでも、送り幅に差があるのでしょうか?アナログゆえの誤差かなあ。
そして気になるのは、コマ間の隙間が広めになっている場合はそれぞれの写真の左写真なら左端、右写真なら右端が切れてスキャンされてしまっているのかなあ?
もしもお詳しい方いらっしゃいましたらご教授ください。そんなこんなで初めてのハーフサイズカメラ、データを観るのがめちゃくちゃ楽しかったです。通常の楽しみの2倍ある感じ!
もしもハーフサイズカメラ試してみようか気になっている方、ぜひ手にしてみるとよいと思います!ハーフサイズが想像以上に楽しくて、せっかくならピントを自由に変化させて写真を撮りたくて、PEN FTも欲しくなっちゃったくらいです。
お読みいただきありがとうございました。
【今回使用したフィルム】
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