厚手の手袋でも使いやすかったX-S10、電池持ちは…?
こんにちは、みず(@mizucamera_)です。今日もご覧いただきありがとうございます。
真冬の北海道で、手袋完全防備の状態でXーS10を使ったときに、改めて扱いやすくていい機種だなーって思ったので、そのあたり感想やこれまでに使ったことのあるカメラの使用感との比較、氷点下での電池持ち体感などをシェアしようと思います!
今回の装備はボディ:富士フィルム X-S10、レンズ:VILTROX 33mm F1.4 でした。オールドレンズは大好きですが、冬場はやっぱりAFレンズが楽ちんです。今回掲載している雪景色の写真はすべてこの組合せで撮影したものです。リサイズのみしていて、色は撮って出しです。
今回の撮影は、-5℃のときに行っていました。このX-S10の動作温度は 0℃~+40℃と設定されているので、あくまでも自己責任での使用となります。
参考資料:富士フィルムX-S10 主な仕様
ちなみに他の富士フィルムのAPS-C機でいうと、X100VもX-E4も動作温度は0℃以上です。もうすこしハイエンド機のX-T4やX-Pro3だと、動作温度は-10℃以上ということで、超極寒の中は厳しいですが、札幌市中心部の冬くらいだったら日常使いに問題なさそうな動作温度。次の世代の機種が出てきたら欲しいな…
手袋をしている時でも想像以上によかった操作感!
手袋のサイズでいうとSサイズを選ぶわたしなので、もともと手が大きなひとがさらに大きな手袋をしたときは違った感想になることは予想されます。その点ご留意ください。
今回かなり分厚い手袋をしていたのですが、ホイールのギザギザがかなりしっかりしていて、絶妙にカチカチ回している感覚があって回しやすかったんですよね。重さというか、引っ掛かりのバランスも丁度いい。モードダイヤルが重めでうっかり回してしまうことがないのもいい。
十字キーを採用している他メーカーの機種や約10年前のコンパクトカメラX100Sを使っていたときは、手袋をしているとどうしても押し間違いが多くて思い通りの操作ができなかったのですが、スティック+ホイールの操作だと、全然ミスることもなく、思い通りに操作できました。何よりホイールのギザギザ、ローレットがしっかりついているので、手袋でもすべることが無かったのがめっちゃよかったです。
小さいQボタンやISO感度指定のボタン、WBを割り当てているファインダー右横のボタンも手袋で指が太くなった状態でも問題なく操作できました。ボタンって、サイズが小さかったとしても独立していることが重要なのかなって思いました。
氷点下での電池持ちはどうか?
X-S10の充電式バッテリーはNP-W126S(リチウムイオンタイプ)です。約1年間もりもり使ったくらいの劣化度と思います。
-5℃の環境で使ってみたところ、撮影をはじめてから25分程度で本体モニターに表示されている電池のマークメモリ1つ分減ったくらいでした。(正確にパーセンテージはみていなかった…(u_u))やはり通常使用と比べると減る速度は速いので、長時間の撮影を想定している場合は予備バッテリーなどを用意しておくのが良さそうです。
こちらのNP-W126Sという電池は動作温度-10℃まで使えるX-Pro3と同じものなのですが、X-Pro3だったらもう少し電池持ちはいいのかな?
寒空にはクラシッククロームがすき。クラシックネガもすき。
というわけで、冬の札幌で手袋完全装備でX-S10使ったときの使い心地がよかったので思わず記事にしてみました。
本ブログ「みずかめら」では、この他にもX-S10レビューやおすすめアクセサリについて書いているので、X-S10気になっている方はぜひご覧くださいね!
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