X100S、想像以上にしっくりきてます。
今回は、先日購入しました富士フィルムの数年前の高級コンパクトデジカメ、X100Sを使用して撮影した写真たちを載せてみます。何年も前に発売された機種なので今の機種と比べてしまったら酷な部分もありますが、でも想像以上に操作感に古さは感じなくて、撮っていて楽しいカメラでした。スローに写真を楽しめる。
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メインカメラはX-S10のわたし。当初想定していた以上に、外に持ち出して使っています。
レンズの特性
今更細かくレビューする必要もないかなとも思うのですが、搭載されているレンズは2021年10月現在の最新機種であるX100Vでリニューアルされるまで、初代X100から100S・X100T・X100Fと同じものが使用されているため、上述の機種の購入を検討されている方の参考にもなれば...と思い、絞りと描写の関係を確かめてみました!
風が吹いていたので被写体ブレもゼロではないのですが、F2はほんとにほわっほわですね。ゆるい描写。一方でF2.8まで絞ると結構輪郭がくっきりしてきます。
F8以上ではかなりきりっとシャープに。背景もくっきりしてきました。
好みの問題はもちろんあると思いますが、絞りで描写が結構かわるレンズ、わたしはかなり好きです。
木漏れ日逆光のフレアやゴースト、光条(と言っていいのかなあ)の雰囲気はこんな感じです。(非純正のフード付けた状態です。)
マクロモードでは、ピントはかなり悩んでウォブリング多め。ピンが抜けることもしばしば。動き物じゃなければあえてAFつかわずにMFでいいかなって感じはします。(X100Sの場合、マクロモードにしているときは、ファインダーが強制的に電子ビューファインダーになる。)
高感度耐性
って思って比較してみたのですが、冷静に考えてISO25600は酷な条件過ぎました。現代のX-trans CMOSⅣでもやらない条件だった...
でもわたし的には、特にモノクロならISO6400は全然アリだなと思いました。カラーでも室内でレビュー用に物撮りするようなときはガンガンつかってます!
X100Sで見つめた、秋。
軽くて片手で容易に操作できるからでしょうか、足元、地面すれすれを狙いたくなるカメラです。
開放でお花も、とけるとける。
こちらは手持ちです。手振れ補正搭載していませんがこのくらいは盛大にブレることなく撮れました。
このX100S、フィルムシミュレーションにお馴染み「アクロス」はまだ搭載されていなくて、単に「モノクロ」モードなのです。でもなんていうんだろう、このモノクロ好きだなと。
ゆるくなりがちの開放ですが、パリッとした枯葉の質感も伝わってくる気が。
こちらは木漏れ日。フィルムカメラライクだけどフィルムじゃないから、なんてことない一瞬も気負わずに撮れるのがいいです。
いつも傍らにおいておけば、わざわざ一眼取り出すのもな...っていうごはんも。寄れるレンズなので、テーブルフォトやお料理の写真撮りやすくていいですね。
ご覧いただきありがとうございました。想像以上に自分のスタイルにしっくり来ているので、もっと持ち歩いてたくさん写真を撮っていこうと思います。よかったらもう一記事、ぜひ。