PEN EE-3、初めての貼り革チェンジに挑戦!
みなさんこんにちは、みず(@mizucamera_)です。ご覧いただきありがとうございます。
今日はフィルムカメラの「貼り革」について取り上げてみます。
わたしの場合、貼り革っていうのはなんとなくは知っていたけど、取り替えようと思ったことはありませんでした。そもそもデジタルカメラはもともと革を貼っていなかったり、革風の樹脂の凹凸が形成されているだけだったりしますよね。
■貼り革を貼り替えてみたくなったきっかけ。
最近Nikon Z fc が発表され、貼り革を変えることによってボディカラーを変えられる公式サービスの告知もあり、わたしの中での「貼り革」に対するときめきが抑えられなくなってきました。
そこでふと思いついたのが、PENちゃん。
このPENちゃん、おそらく純正の貼り革から交換はされていません。購入時にめちゃくちゃ清掃はしたものの、経年劣化で貼り革がシュリンクしてしまったのか?貼り革とボディの間に隙間ができてしまっており、その部分が接着剤の劣化と前オーナーさんの手垢で茶色くなってしまっていたのがずっと気になっていたのです。
思い立ったが吉日、いい機会なので変えちゃおう!と決めました。
PEN購入時の記事:Olympus Pen EE-3を手に入れた!
■貼り革をはがす
これがびっくり、のりでべたべたになるかなーと危惧していたのですが、するすると剥がれてくれました。
こんな感じに、
爪楊枝をつっこんでくりくりやるだけできれいに剥がれてくれました。
貼り革を剥がしたPENちゃん。さっぱりした表情です。
1か所(正面右側)だけは、オリジナルデザインへのリスペクトということで残しました。...っていうのは半分本当だけど半分嘘で、ここだけ革がシュリンクしていなくてボディと革の隙間が全く無く、剥がれそうな気配が無かったので残しました。
剥がした後のボディは無水エタノールとめんぼうを用いて清掃しました。でもぱっと見清掃必要ないくらいにボディに糊残りも無く。
剥がした後の革はこんな感じです。やっぱり全体的に粘着層が黄ばんでいますね。ここから型を取ろうにも縮んでしまっているし...でもなんとなくもったいなくて、現状とりあえずとってあります。
■新しい貼り革を貼る!
貼り革は Aki-Asahi 様のサイトより購入しました。Olympus Penシリーズ 専用貼り革キット→タイプ:Pen EE2/EES2/EE3→革の素材: ディープピンク・リザード(牛本革)を選びました。送料も込みで900円(2021年7月現在)と、とても良心的な価格設定で感謝です。
色はスタンダードなものから、ポップな色までいろいろ取り揃えられていました。無難に持つならブラックやブラウン系等かなあとも思ったのですが、せっかく変えるならドラスティックに変えたいなあって思いまして、「持っていて目立つ!」「被写体として映える!」と思えたピンク色を選びました。
心なしか新しい革を楽しみにしているように見えるPENちゃん。
元の貼り革を剥がしてから数日たっていたので、改めてエタノールで清掃をしたのち、
貼り革は裏面がシール状になっているので、位置を合わせて貼り付けました。形に合わせてカットしてあるので、想像以上に簡単でした。レンズを外すなど、複雑なことをする必要も全くありませんでした。工具など全く持っていないのでありがたい!
■貼り終わった後の姿がこちら
あああ...かわいい!表から見ると革の色はピンクとオリジナルのブラックでハーフ&ハーフです。ハーフカメラだし、いいかも。笑
せっかくなので、ピンクのリボンも付けてみました。この写真を撮った時にはストラップ付ける用のパーツ付けていたんですが、ストラップ付けるのはやめて結局革紐を付けました。
裏から見るとピンク一色です。革のサイズももちろんピッタリ。
もともと定期的に持ち歩いてはいたのですが、さらに毎日持ち歩きたい、みんなに見せたいカメラになってくれました(*' '*)デニムにTシャツみたいな、カジュアルコーデに似合うな。
カメラも本格的な着せ替え機能があればいいのになあ。今でいうスマホのカバーとか、ガラケー時代のパネルを変更すると着せ替えられるケータイ的な感じで…なんてことを思いました。
今日もご覧いただきありがとうございました!