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2021/07/22

Kodak colorplus200、現像データ色補正ビフォーアフター|春から初夏をハーフサイズカメラで。

event_note7/22/2021 editBy mizu

PENで撮影したフィルム、フラッシュ楽天市場店さんに現像をお願いしました

みなさんこんにちは、みず(@mizucamera_)です。ご覧いただきありがとうございます!

PEN EE-3、Kodak colorplus200、銀杏並木

今日は久しぶりにハーフサイズカメラ Olympus PEN EE-3で撮影したフィルムを現像結果が届いたので眺めていこうとおもいます!

今回のフィルムはKodak colorplus200(Amazonリンク)、現像は楽天市場のフラッシュさんにお願いしました。

フラッシュさんに現像をお願いするのはだったのですが、価格がかなりお手頃で丁寧に仕上げていただけるのでよかったです。意外とハーフサイズの現像に対応してくださる(お値段お手頃、そして仕上がりそこそこ早そうな)お店って見つけにくいので、探しているかたいらっしゃいましたらぜひ。

注意点としては、ハーフサイズの場合1枚1枚のスキャンとなり、2in1でのデータ化をお願いできないところくらいでしょうか。

今回は16Bのデータ保存(高解像度の16Bベース約629万画素(2048×3072pixel))、カラー補正無しでデータ化をお願いしました。なんだかんだで補正無しのフィルムデータ見るの多分初めてなのでどきどきでした...

現像データ!春~初夏の写真たち。

今回はカラー補正無しでお願いしましたが、やっぱりなんとなく物足りない部分も感じたので自分で補正もしてみました。Lightroom使うのはRAWデータばかりだったので、JPGデータ補正したのは初めてかもです。プリセットは「モダン01」「アーティスティック04」を選びがちで、ほぼ自動の補正です。ではさっそく。

PEN EE-3、Kodak、噴水
噴水。左:補正前、右:補正後

噴水の根元を撮影した、夏っぽい1枚です。絞り、ほぼ最小絞りになったのかな。PEN EE-3って2枚のL字の絞り羽が近づいたり遠ざかったりしながら絞りを開閉しているので、かなり絞られた状態だと点光源部分がクロスになります。きらっきらのまぶしさが良い感じになりました。

PEN EE-3、Kodak、銀杏並木
銀杏並木。左:補正前、右:補正後

葉っぱ生えたての銀杏並木。今はもっともっさもさなので、芽吹きの季節らしいスカスカ感です。黄葉が今から楽しみ。

PEN EE-3、Kodak、白樺
白樺。左:補正前、右:補正後

北海道らしい、白樺です。場所的にちょっと暗かったので、補正ですっきり明るくしました。

PEN EE-3、Kodak、壁つたう草
ツタ。左:補正前、右:補正後
補正前の写真はなんとなく黄みを感じる、あったかく写っていますね。白背景だと色の傾向がつかみやすい。見たままに近い色にしようと壁白めに補正したのですが、全体的にもうちょい明るくくっきりしてみてもよかったかもしれないし、ちょっとじっとりしたこの空間を表現するためにこの程度でよかったかもしれないし...色補正って難しい。

PEN EE-3、Kodak、自転車
塀と自転車スナップ。左:補正前、右:補正後

この写真撮るとき、ISO感度設定思いっきり間違えた(フィルム自体は200なのにもっと低感度フィルムの値にしちゃってた)のだけは覚えているのですが、若干明るいかなくらいで問題なく写ってて、フィルムのすごさを実感しました。

PEN EE-3、Kodak、見上げた木
木!左:補正前、右:補正後

木を見上げて。そういえばPENを製造していたオリンパス、「オリンパスブルー」が有名ですよね。どんな青がオリンパスブルーなんだろう。未だ分からず。

PEN EE-3、Kodak、チューリップ
道端のチューリップ。左:補正前、右:補正後

季節は結構さかのぼりますが、春のチューリップ。めっちゃ道端の花壇でけなげに咲いていました。影とのバランスがすごくお気に入りの1枚。補正後の色味もお気に入り。

PEN EE-3、Kodak、夕焼け
夕焼け。左:補正前、右:補正後

夕焼け撮るの難しいです。暗くなりすぎると「赤ベロ」が出てきて撮れなくなってしまうのですが、直接絞り値を設定することによりシャッターを切ることはできます。(ただし真っ暗な写真になってしまう可能性は大いにあり。)この写真はギリギリ「赤ベロ」でてこないくらいだったと思います。
※赤ベロについては、このカメラ入手時の記事に書きました。

こんな感じで、色の補正しなくてもアリといえばアリですが、ちょっと手を加えてあげることでよりお気に入りになりました。でもどうなんだろ、フィルム現像データに手を加えるのはなんとなく違和感があるような気もする...、
とはいえ自分がやらなかったとしても、自分の見えていないスキャン時に補正していただいてること考えると、違和感を覚える必要のない、当たり前といえば当たり前のことなのかなあ。

このPENちゃんは撮影時の設定がほぼ無く(ISO感度くらい)、自分で結果をコントロールできる要素が無いため、毎回仕上がりがどきどきで楽しみです。
これからもほのぼの撮影していきます。お読みいただきありがとうございました(*' '*)

*今回使用したフィルム、フィルムが高騰している昨今ですが、手を出しやすい価格でおすすめです。