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2022/03/27

磁石でくっつくiPhone用アルカスイス互換スマホホルダー|Ulanzi ST-28レビュー

event_note3/27/2022 editBy mizu

 Magsafe対応 三脚用スマホホルダーは現状コレがベストかな

こんにちは、みずです。人生初めて色々あってiPhone買ったった!というわけで、今回はiPhoneのMagsafe用スマホホルダー「Ulanzi  ST-28」のレビューです(*´ェ`*)

Magsafe対応iPhoneホルダーUlanzi ST-28

まず結論をお話しすると、コスパ最高でかなりしっかりした造り、屋内でVlog撮影用やWebカメラ代わりにするのはもちろん、ミニ三脚と組み合わせて動画視聴用スタンドにしても良しなおすすめできるアイテムです。ただしマグネット吸着なので外で使うには各々の判断で…って感じでしょうか。



「Magsafe対応」ってなんぞ

iPhone12・13シリーズでは本体背面に磁石が入っています。なんのためにかというと、無線充電の位置決めを容易にしてくれる、カードケースやモバイルバッテリーなど種々のアクセサリを装着できる、といった目的のためです。この機構をMagsafeと呼びます。このリング状の磁石を利用してスマホを吸着させるスマホホルダーが今回お話するアイテムです。


Ulanzi ST-28 外観

今回取り扱うスマホホルダーはこんなかんじ。スマホを貼り付ける面を表としています。スマホと接する部分はシリコン素材になっていて傷はつかなそう。裏から見てネジ止めされているパーツはコールドシューです。

Ulanzi ST-28

類似の製品(例えばMomentから発売されているもの)はかなり高額ですので、2000円台で購入できる(2021年3月現在)Ulanziの製品はかなりコスパが良いです。

そして、よく100均とかでも売っているような挟み込むタイプのスマホホルダーと比較して、取り外しがしやすいのが大きなポイント。締め付けがきつすぎるものは着脱時に傷が付きそうで怖いときもありますが、これは磁石の力で貼り付けるだけなので、脱着に関わる傷のリスクはほとんどないし、手間もかからないのがよき。


●横向きにiPhoneを付ける

今回一緒に使用するのはiPhone13無印です。miniじゃないし、ProMAXでもない中くらいのサイズのものです。iPhone13を横向きに装着すると、コールドシューを本体上にセットできます。邪魔な場合は、ネジを緩めれば下にすることもできますし、取り外してしまうこともできます。フレキシブル。

Ulanzi ST-28にiPhone13を横向きに装着


●縦向きにiPhoneをつける

縦向きにつけるときはほんの少しだけ注意が必要です。コールドシューのパーツの長さがちょっと短く、縦向きにiPhoneを装着した場合はコールドシューパーツと本体が干渉してしまいますので、コールドシューを上に持ってくることはできません。この写真を見てもっと下に本体をつければいいのに…って思った方もいらっしゃるかもしれませんが、iPhone裏面のマグネットがついているのは矢印で示した部分なので、これ以上本体を下に下げてしまうとくっつかないんですよね…。もちろんシューの位置を横にすれば問題なく本体を取り付け可能です。

Ulanzi ST-28にiPhoneを縦向きに装着


コールドシューの活用

例えばLEDライトを付けたり、外付けマイクを付けたりしたらどうでしょうか。このホルダー自体にはシューは1つしかありませんが、写真のようにコールドシュー拡張用のパーツを付ければ複数種類のアイテムを装着することもできます。

Ulanzi ST-28のコールドシュー活用



アルカスイス互換はポイント高い

土台部分はアルカスイス互換(38mm)になっています。三脚によく用いられる径のネジ穴も切ってあるので、そのままくるくるねじ込んで三脚に装着することももちろんできますが、

Ulanzi ST-28はアルカスイス互換

このようにしてアルカスイス互換のシュークランプに装着することもバッチリできます。安定性もしっかりしています。

Ulanzi ST-28はアルカスイス互換クランプに装着可能

ほんのちょっと残念だったのは、大好きで何度か取り上げているUlanziのクイックリリースプレートには非対応だったこと。せっかくUlanzi製品なんだからくっついてくれればよかったのになあ、なんて思ってしまいます。この製品の土台部分、幅は38mmなんですが、短辺の長さは約25mmで、よく見かけるカメラ用のアルカスイス互換のクイックリリースプレートと比べると小さめです。お手持ちのアルカスイス互換品と組み合わせて使用する際にはこの辺りもご確認ください。

関連記事:カメラストラップの付け方おすすめ|Ulanzi クイックリリースショルダーストラップ


Magsafe対応ケースと組み合わせて使う

iPhoneケースの中には、数は少ないですがMagsafe対応のケースもあります。屋外でこのスマホホルダー使うことを考えると、流石に本体にケースを付けておきたい。というわけで試しにMagsafe対応ケースも買ってみました。

Ulanzi ST-28とマグセーフ対応ケース

うーん、本体単体で使用する場合と比べると吸着力は劣る気はしますが、ちゃんとくっついています。ケースにストラップホルダーがついているので、そこにカラビナ付きストラップを付けて、そのカラビナをホルダー本体の穴に通しておけば落下時のリスクを軽減できるかな。

どうしても挟み込むタイプのスマホホルダーと比べると固定力は劣る(もちろんちゃんとくっついているのだけど、ふとした衝撃で外れるリスクは高い)ので、屋外で使う際にはちょっと気を使うなあとは思います。


スマホホルダー、今のわたしの用途

正直、正直なところ使用用途が明確で買ったというよりは好奇心で買った商品なので、超実用的に使っているわけではありませんが、マンフロットの小型三脚に取り付けて動画視聴時にいい感じにしておいてくれる用のスマホスタンドとして使っています。もともと所持していた「置くタイプのスマホスタンド」の本体保持部分がちょうどスピーカー穴を塞いでしまい、動画再生時に音がこもってしまっていたのですが、このスマホホルダーを使うとスマホが浮いた状態になるので音がこもりません。うれしい。


いまのところVloggerではないのですが、iPhoneの歩きながら撮影した動画のブレなさに感動している今日このごろなので、動画撮影に使ってみたい気もしています。
ご覧いただきありがとうございました。これから撮影アイテムとしてのiPhoneにも注目していこうと思っているので、これからもよろしくおねがいしますー!