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2021/08/13

宇宙の片隅 ISO400 24EXPを使ってみたよ|YAMA FILM のカラーネガ!(生産終了品)

event_note8/13/2021 editBy mizu

名前はエモいしパケもかわいい、それだけで高まるフィルム「宇宙の片隅」


宇宙の片隅

みなさんこんにちは、みず(@mizucamera_)です。ご覧いただきありがとうございます!今回は、人生初めて”パケ買い”しちゃったフィルム、「宇宙の片隅 ISO400 24EXP」で撮った写真たちのお話をしようと思います。わたしが購入したカメラのキタムラさんのPOPによると、「青色の出方が特徴的」とのことでした。このフィルム、まだまだ店頭では見かけるところもあると思いますが、YAMA FILMさんのサイトによると生産終了品だそうなので、見つけたらぜひパケ買いしちゃってください(*' '*)! 楽天のアサヌマネットショッピングさんではまだ在庫ありそうでした(2021年8月10日現在)



★フィルムの見た目。かわいすぎではっ


宇宙の片隅フィルム

フィルムの外観はこちら。セーラー服と宇宙服のコラボレーションデザインで、ユニークな外観ですよね。かわいいー!いろいろ調べてみると、他メーカーのOEM?的な話もあったので気になってラベルを剥いてみたら、真っ白な外装にバーコードが書いてありました。笑 これだけじゃ分からないやあ。

宇宙の片隅、DXコード

そして、フィルムが入っていた箱の中にはDXコードのシールも入っていました。DXコードが無いと困るタイプのフィルムカメラをお使いの方も問題なく使えますね。

宇宙の片隅をF-801に装填

今回はこのフィルム、せっかくなので手に入れたばかりのNikon F-801のファーストロールとして使ってみることにしました。レンズは50mm F2をつけっぱなしで。

関連記事:Nikon F-801を手に入れた!|フィルムの装填・取り出し方法解説
関連記事:【作例あり】Nikkor-HC Auto 50mm F2|バルサム切れ !? レンズの玉ボケ検証


★「宇宙の片隅」で撮影した写真たち

今回はフィルムの購入店舗であるカメラのキタムラさんに現像をお願いしています。
仕上がった写真に対する全体的な感想として、屋外撮影では寒色すっきり系でも蛍光灯下ではちょっとほっこり?、粒状感は割としっかりめに感じました。(※フィルムビギナー並みの感想)

森林、感光写真

早速なのですが!悲しいことに、F-801のモルトが傷んでいたようで、写真の左側が感光して赤くなっちゃってました。モルト交換せねば!
それはさておき、なんだかすっきりとした色のりですね。好み!ハイライトもシャドーも、どちらも寒色っぽく感じます。

モミジ、感光写真

手前の葉っぱの濃い緑から、背景のすっきりした黄緑~白までのグラデーションがきれいだなあ。やっぱりなんとなく青・緑っぽい透明感のあるすっきりしたトーンですよね。夏に合う。

地中銘板、感光写真

こちらはちょうど設置されたばかりだったオリンピックの地中銘板。通学路。ミーハーなので撮っちゃった。

宇宙の片隅、スイレン

こちらは大学内の池。フィルムの特性っていうかレンズの特性なのですが、この50mm F2のレンズ、前ボケがふわっとする感じが好きなんです。このレンズ使うときはフィルムでもデジタルでも前ボケ入れたくなりがち。

宇宙の片隅、スナップ

ここまでは大学内の写真でしたが、ここからはちょっと街散歩スナップ。蔓延防止措置の出ていない時期に、ほんのり夕方の札幌駅周辺を歩いてみました。

宇宙の片隅、スナップ

そう、今だけの景色を撮りたくて。
札幌駅のパセオ、札幌民にはおなじみの商業施設です。こちらのパセオは北海道新幹線の延伸の都合上、2022年に閉店が決まっています。慣れ親しんだお店たちが閉まってしまうのは寂しいなあ。パセオの夏バーゲンもあと1回かあ。。。人を入れたスナップ撮影はめっちゃ苦手なので、天井の方。笑

宇宙の片隅、スナップ

そこまで暖色系の光の下ってわけではなかった(確か普通の蛍光灯?)と思うのですが、だいぶ温かみのある写真になりましたね。でもどことなく緑が乗っている気もします。

全体として、極端な色かぶりなどは無いものの、なんとなくすっきりさわやか系で、ひとくせある色みなのかなあ。(※フィルムビギナー並みの感想です、、)

宇宙の片隅、スナップ、札幌駅

こちらは札幌駅の北口側。めっちゃ天気悪いですが!笑
しばらく前はもうちょっときれいな外観だったのですが、現在はこれまた北海道新幹線延伸の都合上、大規模な工事中です。いつから工事始まるのかも知らなかったので、きれいな外観も撮っておけばよかったなあって反省。当たり前の景色だとあえて撮ろうって思わないけど、いつそれが当り前じゃなくなるかなんて分からないですよね。

いつか無くなっちゃう風景、今しかない風景はフィルムに、形あるものとして残しておきたいなって強く思いました。

余談。

現像およびデータ化にかかる費用って、たいていの場合フィルム1ロールあたりの値段(たまに24・27枚撮りは割引のお店もありますが)なので、なんとなく撮影枚数が少なめのフィルムはちょっぴり損した気分になってしまう貧乏性のわたしです。すみません。
でも今回のフィルム「宇宙の片隅」、ISO400で使いやすい&緑を撮った時の色の出方が結構気に入っちゃってもうちょっと撮ってみたくなったので、今度はハーフサイズカメラに入れて使おうかなーと思って、2本ストック買いしてきました。

生産終了品につき、在庫限りと思いますのでもし気になった方がいらっしゃいましたらお早めに!楽天のアサヌマネットショッピングさんではまだ在庫ありそうでしたよ(2021年8月10日現在)

それでは、お読みいただきありがとうございましたっ( *´`)

今回ご紹介した「宇宙の片隅」のメーカーさんからめちゃんこかわいいフィルムカメラが発売されていました!この手の新品で買えるプラカメラ、結構気になる。